禁欲に対して何か超人になれるような秘密が隠されていると常に思っていた、ワクワクするような趣味だった、自分が別人に変われるのではないかという期待があった。うまくいったこともあったろう、きっと色んなものを手に入れたに違いない。今思えばそれが本当かどうかは誰にも分からない。シンプルな視点で捉えれば全て当たり前のことだったのではないか、そんな思考が頭をよぎる。性エネルギー昇華とは、性に向けられるパワーを世のため人のためになるべく使っていきましょうね。と、そういう事だったのではないか。人にモテるとか積極的になれるとか、勝負に勝つとか、仕事の生産性が上がるとか普通に誰にでも必要なことだ。別に性的な事以外だって、夢中になり過ぎれば時間もエネルギーも使う。何かこうシンプルで当たり前に起こることを別のニュアンスで色々言葉に変換したものがスピリチュアリズムだったのだろう。人は何かをやり終えて時間がたったころ、それがなんだったのか把握できる。今までの経験の土台の上で休んだり好きにやっていきたい
