ちょっと寂しい話題が混ざるが、人間いつまでも元気でいるという訳にはいかない。少しずつ少しずつ老いていき活動できるパフォーマンスは段々下がっていく。これは人間である以上避けられない事実である。激しい運動などやっている人はそれをより実感しているだろう。だからやりたい事は一日でも早くやったほうがいいというのが最近の強い考えだ。来年やれる保証はどこにもない。
筆者に限っていえば自分の関心ごとも年々変わっていくような気がする。最近1人でいる時に、よく若い頃色々なものに燃えていたことを思いだす。武道や勉学だったり、ゲームだったり思想だったり、一度興味を持つと狂信的に取り組むタイプだった。今もそれなりにやりたい事があるし、それを可能にする環境もあるのでその点は非常に幸せだと思う。
ヒカルの碁という漫画で中国の棋士が「碁を打つのも、生きるのも同義じゃないか」という感じのことを言っているコマがあったが正にその通りだと思う。何かに打ち込んでいる間が人生なのだ。「今あなたの中で一番興味があることは?」と質問されて即答できるものがあればそれは非常に素晴らしいことである。それが例え人に簡単に言えないようなことであっても自分の世界があるということなのだ。どんどんやった方がいい。叶えたい夢があるなら今叶えろ。