中村天風先生の思想が好きで、たびたび手にとって読んでいたりするのだがここ最近の考えと繋がったので備忘録として残しておく。「気力」というものがあるが最終的にここを高めることが生命力を高めるということなのだろうと感じる。肉体は非常に大事な魂を入れておく器で、ここの健康や健全さを保つということが肝要と考えていたが本丸は「気」であるということだ。これは最近自分も人を観察していて「そうだな」と思うことがある。人間気力を失くしたら終わりなのだ。いくら体がしっかりとしていても気力がなくなったら生きる目的を失ってしまう。
気というものは自分が度々「人間性」とか「精神」と呼んでいるものに近いものだ。これは非常に扱いが難しく瞑想などしていてもいまいち効果が実感できなかったり、ちょっとしたことで心が乱れたりしてきていた。人間の心というものは複雑で常に揺り動いているからだ。筆者も現在肉体を過酷に追い込むようなトレーニングはできなくなっているため、今後はこの「気」というものについて研究していきたい
