性欲を無駄な事に使わず正しく使っていかなければならない。これが性エネルギー転用のための基本方針だと思うが、これは改めて考えてみるとエロに溢れている現代では無理難題である。
まず女性と会って「相手の主体性を見る」「女性という性の部分ではなく相手の人間性そのものをみる」というのが女性(他)と自分(自)が関係性を作っていく唯一の手段だからだ(三島由紀夫の意見を参考にしています)。
世の大多数の男が最初に相手の女性の「性の部分」が魅力的な女を選ぶだろう、当たり前だ。なのに相手と対峙した時にその部分ではなく相手の人間的な部分を見ていかねばならない。なんたる事だ。もしこういう関係性を作っていくことを世の大多数の女性が望んでいるならば世の若者がパートナーを作れないのも無理はない。結局カギは聖エネルギーの正しい使い道を学び、そして正しく実践する事だったのだ。房中術でさえもその一環に過ぎなかった。